2024/11/09 18:00
からむしの手績み糸をちいさな玉にした、Itodamaシリーズ。
ピアスとイヤリング、
そしてストールピンに使っている糸玉の直径は、1.5cm~1.8cmほど。
私自身も試作品を身に着けていますが、
「こんなに小さな玉をどうやって作るの?」とよく聞かれます。
糸玉の作り方は、YouTubeなどで紹介されていたりするので、
知っている方もいると思うのですが、
風船の周りに糊付けをしながら糸を巻いていき、乾いたら風船を割り取り出します。
使う糊や、キレイに見える巻き方などはご紹介できませんが、、
実は、
何よりも風船を小さくきれいな丸に膨らませることが一番難儀なのです!
そんなに小さな風船は売っていません。
今販売されている風船をできる限り小さく膨らますのですが、
これがなかなか、まんまるにならない、、!
あまりに時間がかかると効率が悪く商品化には難しいですし、
自分用に作ることにしました。
すると不思議、カラダが覚え始めてくれたのです。
風船にも個体差があるので、一気にいくつも作って、
仕上がってから大きさを揃えて対にしています。
そんな話を友人にしたら
「その風船を膨らませている姿が見たい!!笑」と言われました。
確かに、一番真剣で笑える姿かもしれません。
そんな小さな玉を使ったアクセサリーたちです。
作業はシンプルなほど、難しい。
だからこそ、面白い。
これからも、妥協せずモノづくりに取り組んでいこうと思います。